色板第1・2箱で色の違いを楽しんだ後、さらに繊細な色の世界へ導いてくれるのが、モンテッソーリ教具「色板第3箱」です。

「きれい!」「この色好き!」

そんな気持ちを味わいながら、美しい色の世界を楽しむ教具です。

🌱 教具プロフィール

📌 おすすめ度
★★★★★

🌱 ひとことメモ
同じ色の中にある、小さな違いに気付けるようになる感覚教具

🎯 この教具で特に育つ力
色のグラデーションの理解 → 観察力・表現力

📅 長く活躍する目安
4歳頃〜6歳頃(興味が続けば小学校低学年頃まで)

👧 こんな子におすすめ
☑️ 色の違いを細かく見分けることが好き
☑️ 並べることが好き
☑️ 絵を描いたり色を塗ることが好き
☑️ 自然の色や季節の変化に興味がある

色板第3箱ってどんな教具?

モンテッソーリ教具の色板の写真

赤・青・黄・緑・紫・オレンジ・ピンク・茶色・灰色。

9色×7段階の濃淡、全部で63枚あります。

第1・2箱が「色の違いに気づく活動」だとすると、第3箱は「色の変化や美しさを味わう活動」です。

色板 第1箱 第2箱
モンテッソーリの色板【第1箱・第2箱】|色を覚えるより、まずは色を楽しもうモンテッソーリ教具「色板」第1・2箱の使い方や育つ力をご紹介します。色を覚えることだけでなく、色の違いや美しさを感じる感覚教育として、子どもの色彩感覚を育てていきます。...

色板第3箱で育つ力

モンテッソーリの色板第3箱で育つ力を表したイラスト。微妙な違いに気づく力、順序性、集中力、美しさを感じる心を育てる。

🌷微妙な違いに気づく力

少し濃い。少し薄い。
小さな違いに気づくことで、感覚が洗練されていきます。

🌷順序性

濃い色から薄い色へ。
グラデーションを作ることで、順序性や秩序感も育ちます。

🌷集中力

「これかな?」
何度も見比べる時間が、自然と深い集中につながります。

🌷美しさを感じる心

「きれい!」
そんな感動もまた、感覚教育の大切な時間です。

対象年齢の目安

モンテッソーリの色板第3箱の対象年齢の目安を表したイラスト。子どものペースを大切にしながら色を楽しむ様子。

一般的には4〜5歳頃から楽しむことが多い教具です。

でも、年齢はあくまで目安。

「きれい!」と思えるタイミングを待つことを大切にしましょう。

色板の活動

基本の活動

🌱7段階のグラデーション

グラデーションを楽しむ女の子のイラスト

まずは子どもの好きな1色から始めます。

一番濃い色から少しずつ薄い色へ。最初は3枚でも十分です。

正解を急がず、色の変化を楽しみましょう。

発展活動

🌿色の記憶遊び

色板の色の記憶遊びをする女の子のイラスト

離れた場所に置いた色板と同じ色を探す活動です。

見た色を頭の中で思い出しながら探すことで、観察力や記憶力も育っていきます。

🌿おうちの中で色探し

色板とおうちの中の色探し

色板と同じ色のものを探してみましょう。

花や果物、洋服など、身近な世界が色彩の宝箱になります。

お散歩に持って行き、空や葉っぱ、看板と見比べるのもおすすめです。

🌿グラデーションサークル

色板 グラデーション・サークル

63枚全部を使って円形に並べる活動です。

完成すると、まるで太陽やお花のような美しい作品になります。

「虹みたい!」「お花みたい!」

そんな子どもの発見も素敵な時間となります。

色の世界をもっと楽しもう

モンテッソーリの色板第3箱から広がる色の世界を表したイラスト。芸術や自然、言葉の世界へつながる様子。

色板で育った感覚は、芸術や自然、言葉の世界へと広がっていきます。

色板×芸術の世界

モンテッソーリの色板から芸術や表現活動へ発展する様子を表したイラスト。色塗りやグラデーション、名画鑑賞を楽しむ女の子。

🌳色塗り・のり貼り

色板と色鉛筆

感じた色を表現する楽しさへつながっていきます。

🌳グラデーション作り

色板と色水

絵の具や色鉛筆を使い、少しずつ変化する色の美しさを味わいます。

🌳名画のカラーマッチング

色板と絵画

ゴッホの『ひまわり』などの名画と色板を見比べてみましょう。

色を通して芸術を楽しむ入り口になります。

色板×自然科学の世界

虹や花、空など自然の色を観察する女の子のイラスト。モンテッソーリの色板から自然科学への興味が広がる様子。

🌳色混ぜ実験

色板と粘土

赤と黄色を混ぜるとオレンジ。

実験のように楽しみながら、色の不思議を体験できます。

🌳虹の7色

色板と虹

虹の写真や絵本を見ながら、色板で虹を作ってみましょう。

🌳植物のグラデーション

色板と葉っぱ

葉っぱや花と色板を見比べてみましょう。

自然の中にも美しい色の変化があります。

🌳空色観察

色板と空色観察

朝焼けや夕焼け。

一日の中で変化する空の色を観察してみるのもおすすめです。

色板×言葉の世界

桜色や藍色など豊かな色の言葉を楽しむ女の子のイラスト。色彩感覚と言葉の世界のつながりを表現。

🌳日本の伝統色

桜色。若草色。藍色。

日本には美しい色の名前がたくさんあります。

🌳色から受ける印象を言葉にする

「優しい色」「温かい色」「元気になる色」

そんな気持ちを言葉にしていくことも、豊かな表現につながっていきます。

💡詳しくは【子どもの色彩感覚を育てよう|色彩教育】

暮らしの中にもグラデーションがある

夕焼けや桜、紅葉など暮らしの中の美しい色を眺める女の子のイラスト。身近な自然のグラデーションを楽しむ様子。

教具の上だけでなく、私たちの周りにはたくさんのグラデーションがあります。

  • 朝焼けから夕焼け
  • 桜のつぼみから満開
  • 紅葉の色の変化
  • 青いバナナから黄色いバナナ

教具は、美しい世界に気づくための入り口なのかもしれません。

「きれいだね」「この色好き!」

そんな会話を楽しみながら、暮らしの中でも色の世界を味わっていきたいですね。

色板第3箱に興味を示さないときは?

色板第3箱は、第1・2箱よりも繊細な活動です。

せっかく用意したからには、遊んでほしい。

そう思うのは、とても自然なことです。

でも、興味を示さないことは失敗ではありません。

まだ発達段階に合っていないだけかもしれません。

しばらくお休みして、また出してみる。

暮らしの中で「きれい!」を味わう経験も、色彩感覚につながっています。

子どものペースを大切にしながら、色の世界を楽しめる時を待っていきたいですね。

モンテッソーリの色板第3箱に興味を示さない子どもを温かく見守る親子のイラスト。子どものペースを大切にする様子。

まとめ

色板第3箱は、正しく並べるための教具ではありません。

美しさを感じるための教具です。

「きれい!」「この色好き!」

そんな気持ちを大切にしながら、子どもと一緒に色の世界を楽しんでいけたら素敵ですね。

おすすめの教材🌈

🌸教具は、子どもに何かを教えるためのものではありません。

子どもが自分で見つけ、比べ、考える経験を支えてくれる環境の一つです。

大切なのは、教具を持っていることではなく、その教具が育てようとしている「経験」を知ること。

おうちの環境に合わせながら、無理のない形で取り入れていけるといいですね。

🌱 今日の種まき

今日のお散歩で、「同じ赤」を3つ探してみませんか?

花、車、看板…。

「赤」にもたくさんの違いがあることに気付けるかもしれません。

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