【モンテッソーリ教育】おすすめの絵本|空想より現実を大切にする理由
- 「どんな絵本を選んだらいいんだろう?」
- 「モンテッソーリ教育では、空想の絵本はダメって本当?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
絵本は、子どもの言葉や心を育てる大切な存在です。
だからこそ、モンテッソーリ教育では「その時期の子どもに合った本」を大切にしています。
今回は、モンテッソーリ教育でおすすめされる絵本と、「空想より現実を大切にする理由」についてご紹介します。
モンテッソーリ教育ではなぜ現実を大切にするの?
小さな子どもは、まだ現実と空想の区別があいまいです。
だからこそモンテッソーリ教育では、まず現実の世界を豊かに知ることを大切にしています。
- 本物の動物
- 本物の植物
- 本物の食べ物
- 本物の暮らし
- 本物の季節
そうした経験が、やがて豊かな想像力の土台になっていくと考えられています。

空想の絵本はダメなの?
結論からいうと、空想の絵本が悪いわけではありません。
大切なのは、「まず現実を知ること」です。
本物のうさぎを知っているからこそ、おしゃべりするうさぎの物語も楽しめます。
現実と空想は対立するものではなく、つながっているもの。
まずは現実を豊かに知り、その上で空想の世界も楽しめたら素敵ですね。
ここからは絵本の種類を分けながら、おすすめの絵本を紹介していきます。
【その1】写実的な絵本
本物を知ることが想像力の土台になる

小さな子どもには、できるだけ本物に近い絵で描かれた絵本がおすすめです。
「見たことある!」「知ってる!」という喜びが、世界を広げていきます。
おすすめの写実的な絵本
📚『くだもの』(平山和子)
本物の果物のように描かれた名作。「さあどうぞ」の繰り返しも心地よい一冊です。
📚『やさい』(平山和子)
野菜の形や色をそのまま知ることができます。
📚『たねが とぶ』(甲斐信枝)
植物の成長の不思議に出会える絵本です。
📚『はっぱのあかちゃん』(甲斐信枝)
芽吹く命の美しさを感じられる一冊です。
📚『いきものづくしものづくし』
眺めるだけでも楽しい、生き物の世界が広がります。
【その2】生活絵本
子どもは大人の暮らしが大好き

子どもは、
- ごはんを作る
- 掃除をする
- 洗濯をする
など、大人の暮らしに強い興味を持っています。
生活絵本は、「自分もやってみたい!」という気持ちを育ててくれます。
おすすめの生活絵本
📚『しろくまちゃんのほっとけーき』
動物が主人公ですが、料理をする喜びや暮らしの楽しさが丁寧に描かれています。
📚『ぐりとぐら』
作ること、食べること、分け合うこと。生活の喜びが詰まった名作です。
📚『14ひきシリーズ』
家族で暮らすことや季節の移ろいを優しく描いています。
【その3】昔話や童謡が育てるもの

繰り返しの言葉が豊かな語彙を育てる
昔話や童謡には、子どもが大好きなリズムや繰り返しがたくさんあります。
何度も聞くことで、自然と語彙や表現が豊かになっていきます。
日本の文化を受け継いでいく
昔話や童謡には、昔の暮らしや人々の知恵が詰まっています。
絵本や歌は、親から子へ受け継がれていく小さな文化なのかもしれません。
おすすめの昔話
- 『ももたろう』
- 『おむすびころりん』
- 『かさじぞう』
- 『さるかにがっせん』
- 『かぐやひめ』
👉昔話については、別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
【その4】季節の絵本を楽しもう

四季を感じることは、豊かに生きること
絵本を通して季節を感じ、実際の体験につなげていく。
そんな経験が、子どもの世界を豊かにしてくれます。
春を楽しむ絵本🌸
📚『さくら』
桜の一年を優しく描いた一冊。
📚『はるがきた』
春の訪れを感じながら散歩したくなる絵本です。
📚『もものせっく』
桃の節句や春の訪れを感じられます。
夏を楽しむ絵本🌻
📚『あさがお』
📚『なつのいちにち』
夏の空気や虫取りの楽しさが伝わる名作です。
📚『かぶとむしランドセル』
虫好きの子におすすめです。
秋を楽しむ絵本🍁
📚『どんぐり』
どんぐりの成長を知ることができます。
📚『ばばばあちゃんのおいもほり』
秋の実りを楽しめる一冊です。
冬を楽しむ絵本❄️
📚『ゆきのひ』
雪の日の美しさを描いた名作です。
📚『14ひきのもちつき』
お正月の文化を感じることができます。
行事を楽しむ絵本
お正月
📚『十二支のはじまり』
節分
📚『おにはそと!ふくはうち!』
ひなまつり
📚『おひなさまをかざるわけ』
七夕
📚『たなばたバス』
お月見
📚『おつきさまこんばんは』
絵本の中の季節を、実際の体験につなげてみよう
絵本を読んだら、
- 桜を見に行く
- おひなさまを飾る
- 七夕に願い事を書く
- どんぐりを拾う
- 雪を触ってみる
そんな小さな体験を重ねていくことで、子どもの中に季節の記憶が積み重なっていきます。
絵本は、季節や行事を楽しむための入り口。
親子で一緒に、四季の移ろいを楽しんでいきたいですね。
【その5】図鑑ってすごい!

子どもの「知りたい!」を育ててくれる
モンテッソーリ教育では、図鑑も大切な教材です。
「なんで?」「これはなに?」という知的好奇心を満たしてくれます。
昆虫、恐竜、人体、宇宙…。
好きなものから始まった興味は、やがて大きな学びへとつながっていきます。
👉図鑑については、別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
【その6】「大きな世界」の本

子どもは大きな世界に惹かれていく
ごはんを作る絵本から始まった興味は、やがて昆虫や恐竜、宇宙や生命の歴史へと広がっていきます。
子どもたちは、私たちが思う以上に大きな世界に惹かれていくのかもしれません。
『せいめいのれきし』との出会い
実は、私自身もモンテッソーリ園に通っていた頃、『せいめいのれきし』が大好きでした。
幼稚園生だったので、内容を全部理解できていたわけではありません。
生命が誕生してから人間に至るまでの壮大な歴史は、当時の私には難しかったと思います。
それでも、なぜか何度も本棚から取り出して、自分で選んでは繰り返し読んでいました。
不思議と惹かれるものがあったのです。
今思うと、「まだ分からないけれど、もっと知りたい」という気持ちがあったのかもしれません。
そして、その小さな種が少しずつ世界を広げてくれたように思います。
おすすめの「大きな世界」の本
📚『せいめいのれきし』(バージニア・リー・バートン)
📚『生命40億年はるかな旅』
📚宇宙図鑑
📚地球図鑑
📚人体図鑑
📚恐竜図鑑
📚MAPS
年齢が上がったら空想の世界も楽しめる
現実の世界をたくさん知った子どもは、やがて空想の世界も豊かに楽しめるようになります。
想像する力は、現実を豊かに経験した上に育っていくもの。
だから、「空想の絵本はダメ!」と考える必要はありません。
その時々の成長に合わせて、さまざまな世界を楽しんでいけたら素敵ですね。

子どもの本棚は小さな宇宙
子どもの本棚には、くだものの絵本もあれば、昔話もあり、図鑑もあり、恐竜の本もあり、宇宙や生命の歴史の本もあります。
そして、その一冊一冊が、
「知りたい」「もっと知りたい」という気持ちを育てていきます。
私が幼い頃に何度も手に取っていた『せいめいのれきし』も、当時は難しくて、全部理解できていたわけではありません。
それでも、その本との出会いは、世界の広さや生命のつながりを感じる最初の入り口だったように思います。
小さな本棚は、子どもにとっての小さな宇宙。

そして、その中の一冊が、いつか大きな「好き」や「学び」につながっていくのかもしれません。
親子で一緒に絵本を楽しみながら、子どもの世界を少しずつ広げていけたら素敵ですね。🌷
話し言葉シリーズ🌱
🔗【言語教育とは?】
🔗【言語の敏感期とは?】
🔗【語彙爆発とは?】
🔗【音節あそびとは?】
書き言葉シリーズ🌿
🔗【ひらがなビンゴとは?】
🔗【ひらがなスタンプとは?】
🔗【メタルインセッツとは?】
🔗【砂文字板とは?】
🔗【移動五十音とは?】
🔗【小さな黒板とは?】
紹介したおすすめの絵本🌷
📚『くだもの』
📚『やさい』
📚『たねが とぶ』
📚『いきものづくしものづくし』
📚『さくら』
📚『おひなさまをかざるわけ』
📚『なつのいちにち』
📚『どんぐり』
📚『ゆきのひ』
📚『せいめいのれきし』
📚『MAPS』
