【モンテッソーリ式】カレンダーは最高の知育!時間の感覚と見通しを育てよう
「まだ○○?」
「明日っていつ?」
「あと何回寝たら誕生日?」
子どもと暮らしていると、毎日のように時間に関する質問を受けます。
実は、子どもにとって「昨日」「今日」「明日」や「来週」「来年」は、とても難しい概念です。
そんな目に見えない「時間」を、見える形にしてくれるのがカレンダー。
私は、高価な知育玩具よりも、カレンダーこそ最高の知育教材の一つだと思っています。
今回は、モンテッソーリ教育の視点から、カレンダーが育てる力や、おうちでできる活用法についてご紹介します。
カレンダーは「時間」を見える化する教具
モンテッソーリ教育では、「子どもは具体的なものを通して抽象的な概念を理解していく」と考えられています。
「時間」は目で見ることも、触ることもできません。
だからこそ、
- 今日
- 明日
- 来週
- 来月
- 来年
といった時間の流れを理解することは、小さな子どもにとって簡単ではありません。
カレンダーは、目に見えない時間を「見える形」に変えてくれる教具です。
数字や曜日、季節や行事などを通して、子どもは少しずつ時間の流れを理解していきます。
カレンダーで育つ5つの力
① 数字の理解が自然と深まる
カレンダーには1〜31までの数字が並んでいます。
毎日「今日は○日だね」と指差しながら確認することで、
- 数字
- 順序
- 大小関係
- 数の流れ
を自然に学ぶことができます。
無理に教え込まなくても、生活の中で「数」に触れる機会を増やしてくれるのです。
② 見通しを持つ力が育つ
子どもにとって、先の予定はすべて「明日」になってしまうことがあります。
しかし、
「明日は幼稚園だね」
「あと3回寝たらおばあちゃんのお家だよ」
と伝えることで、少しずつ未来をイメージできるようになります。
見通しが持てることは、安心感にもつながります。

これは、「秩序の敏感期」の子どもにとっても、とても大切なことです。
③ 計画する力や自立心につながる
「今日は何をする?」
「明日は何曜日?」
「誕生日まであと何日?」
そんな会話を通して、子どもは少し先の未来を考えるようになります。
先を見通す力は、
- 計画性
- 自立心
- 時間感覚
の土台となっていきます。
④ 季節や文化を知るきっかけになる
カレンダーには、たくさんの季節や行事が隠れています。
- 節分
- ひな祭り
- 七夕
- お月見
- クリスマス
「今日は七夕だね」
「もうすぐ秋だね」
そんな会話をすることで、子どもは季節の移ろいや文化を身近に感じることができます。
自然や行事に触れる経験は、感性や文化への興味を育ててくれます。

⑤ 「昨日・今日・明日」を理解する力が育つ
「昨日」と「今日」。「明日」と「来週」。
これらは目に見えない抽象的な概念です。
カレンダーを使いながら、
「昨日は公園に行ったね」
「今日は幼稚園だね」
「明日はお休みだよ」
と会話を重ねることで、子どもは出来事を時間の流れの中で整理できるようになります。
これは、
- 思考力
- コミュニケーション力
- 空間認知能力
など、さまざまな力の土台になっていきます。
おうちでできるカレンダーの活用法
①朝、「今日」を確認する
朝のルーティンとして、「今日は○月○日、○曜日」と一緒に確認してみましょう。
シールを貼ったり、スタンプを押したりするのもおすすめです。
毎日の小さな積み重ねが、日にち感覚を育てていきます。
②朝に「今日の予定」を伝える
「今日は幼稚園だよ」
「今日はお休みだから公園に行こうね」
など、今日の予定を伝えることで、見通しを持ちやすくなります。
写真や絵カードを使うと、小さな子どもにも分かりやすくなります。
③夜に「明日の予定」を伝える
寝る前に、
「明日は火曜日だから幼稚園だね」
「明日は日曜日だからプールだよ」
と伝えておくと、安心して翌日を迎えることができます。
曜日の循環と生活リズムを理解することにもつながります。
④「あと何回寝たら?」を一緒に数える

誕生日や旅行など、楽しみな予定は一緒に数えてみましょう。
「あと5回寝たら誕生日だね」
「あと3回寝たらクリスマスだよ」
とカレンダーを見ながら数えることで、時間の感覚が少しずつ育っていきます。
我が家の知育カレンダー
我が家では、「日付」「月と季節」「1年」の3つに分けてカレンダーを作っています。

①「日付」ボード

- 月
- 日
- 曜日
- 昨日・今日・明日
- 今日の予定
を一つにまとめています。
朝のルーティンとして活用しています。
②「月と季節」ボード

月と季節を円で表し、
- 花
- 野菜
- 生き物
- 行事
などを一緒に楽しめるようにしています。
季節の移り変わりを感じるきっかけになっています。
③「1年」ボード
干支や誕生日、年間行事などをまとめたボードです。
実は、このボードを作るきっかけになった出来事がありました。
娘に「今年はへび年だよ」と伝えると、
「たぬちゃんは寅年だけど、へび年になったの?」と混乱してしまったのです。
子どもにとって「年」という大きな単位は、とても難しいもの。
そこで、「生まれた年は変わらない」「今年は一年間ずっとへび年」ということを視覚的に理解できるように、このボードを作りました。

子どもらしい疑問から生まれた、大切な教材の一つです。
カレンダーは最高の知育玩具かもしれない

高価な知育玩具がなくても、家にあるカレンダーで十分です。
大切なのは、「カレンダーを覚えること」ではなく、
「カレンダーを通して会話すること」。
「今日は何の日?」
「あと何回寝たら?」
「明日は何曜日かな?」
そんな日々の会話が、
- 時間の感覚
- 見通しを持つ力
- 安心感
- 季節や文化への興味
- 思考力
を育てていきます。
カレンダーは、毎日の暮らしの中で、子どもの世界を少しずつ広げてくれる最高の知育教材なのかもしれません。🌷
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