今回は、おうちでできるモンテッソーリ教育の一つ、「爪切り」のおしごとを紹介します。
大人が使いこなす「爪切り」への憧れもあり、興味関心を持ってくれることが多いと思います。ぜひご活用ください。
たぬさんも幼稚園の頃、「爪切りのおしごと」が大好きでした!
知育効果

爪切りの動作は、指先の器用さや握力、目と手の連動、空間認識力を向上させます。道具の使い方を理解する力だけでなく、安全に爪を切るために集中力や自制心も高めます。自分の体を自分で管理する意識を芽生えさせ、自立心や自己管理能力を育むことにも繋がります。

爪切りは、衛生面の維持や感染予防、安全確保のために必要なケアです。爪を切る練習は、基本的な生活習慣を身につける上でも重要です。
「爪噛み」の防止にもなる?
実は、「爪切りのおしごと」を始めたきっかけは、娘の「爪噛み」行動でした。
爪噛み防止グッズ(マニキュアなど)も検討しましたが、できるだけポジティブに爪噛みをやめさせたい・・・!と考え、「爪切りのおしごと」を始めてみました。

始めてみて1ヶ月。
ここ数ヶ月爪切りとは無縁だった娘の爪が、少しずつ伸びるようになりました。娘の爪噛み行動は、確実に減っているように感じています。
爪噛み防止の効果としてエビデンスはないですが、我が家の体験談としてご参考にしていただければと思います。
対象年齢
指先の器用さや握力が育ち、道具の理解ができる3歳以上、4歳頃におすすめのおしごとです。(大人の想像以上に、指の力が必要になります。)
まだ難しい場合は、「穴あけパンチのおしごと」から始めてみてください。
作り方
作り方を3パターン紹介します。どれも簡単に準備できるので、取り入れやすい方法を見つけてみてください。
簡易バージョン

作り方は簡単で、画用紙を指幅で切り、先端を爪のように丸くカットするだけです。(ストローの場合は半円になるように切り、画用紙同様にカットします。)
爪の部分は、マーカーなどで線をつけると分かりやすいです。
手風バージョン

画用紙に手を置き、ペンで型取ります。

①を切ります。この時、画用紙を2枚重ねて切ると「右手・左手」が作れます。

②に爪を描き加えます。切る部分はマーカーなどで色を変えると分かりやすいです。

こだわりバージョン

100均で買った箱に、簡易バージョンで作成した画用紙(もしくはストロー)を貼り付けました。爪の部分を張り替えやすいように、マスキングテープを箱に貼っています。
爪が固定されて動きにくくなり、爪切りの動作に集中できるのでおすすめです。

おすすめの爪切り
おしごとでは、子どもが使いやすい道具を用意することが大切です。そこで、4種類の爪切りで大きさや切れ味を検証してみました。

左から順に、100均(DAISO・爪切りセット200円)、Pigeon(ベビーつめきりてこ型・定価935円程度)、無印良品(スチール小・650円)、無印良品(ステンレス小・650円)になります。
検証結果
個人的に最もおすすめは、Pigeonの爪切りです。切れ味や大きさはもちろん、親指の押す部分や爪切りの底面が広く、力が入れやすいと感じました。

ただ価格は一番高く、Amazonでも796円します。店頭だと税込で1000円を超えていました。(おしごと専用ではなく、普段の子ども用の爪切りとして兼用してしまうのもアリかもしれません。)
次いでおすすめは、無印良品のスチール小の爪切りです。切れ味はPigeonの爪切りと大差なく、子どもの手にもフィットしやすい大きさです。価格も650円と、Pigeonよりも求めやすいかと思います。(私は普段からこの爪切りを愛用しているので、買って損はない商品です。)
100均で売られている爪切りは、値段は優しいですが、切れ味は微妙でした。
爪切りをやってみよう
上部のレバーを持ち上げ、180度回転させて手前に倒します。

この手首を返して「爪切りを開く」動作だけでも、子どもにとっては難しいと感じる場合があります。繰り返し、提示をしてみてください。
レバーに親指、他の指を下面に置きます。(穴あけパンチとは位置が逆になります。)

挟む部分が刃になっていて、はさみのように切れることを説明しましょう。皮膚を挟まないように、充分注意してください。
爪切りを合わせるときに画用紙を持つ左手も動かしてしまうなど、微調整はレベルの高い作業です。難しい場合は、動かさないように大人が手を添えたり、紹介した「こだわりバージョン」を検討してみてください。

手は動かさず、親指でレバーを押して爪を切ります。

まとめ
今回は、爪切りのおしごとを紹介しました。手先の器用さや握力だけでなく、自己管理能力を高めることに繋がります。おうちで是非取り組んでみてください。

